九州の神社

鹿児島県・石體神社(霧島市)

御祭神

御祭神ごさいじん天津日高あまつひだか彦穗穗出見尊ひこほほでみのみこと豊玉比賣命とよたまひめのみこと

由緒

鹿児島神宮かごしまじんぐうの北東300mほどの地に鎮座ちんざする石體神社しゃくたいじんじゃは、 御祭神ごさいじん天津日高あまつひだか彦穗穗出見尊ひこほほでみのみこと豊玉比賣命とよたまひめのみことみやことしていとなまれた高千穂宮たかちほのみや正殿せいでんの在った所で、鹿児島神宮かごしまじんぐう元宮もとみやにあたります。和銅わどう元年(708)に鹿児島神宮かごしまじんぐうは現在の位置に遷座せんざし、その跡に社殿しゃでんを造ったのが石體神社しゃくたいじんじゃです。そのしるしとして石體神社しゃくたいじんじゃの横には「神代じんだい聖蹟せいせき高千穂宮跡たかちほのみやあと」の碑が建てられています。

豊玉比賣命とよたまひめのみことは、御子神みこがみ鵜鴎葺不合尊うかやふきあえずのみことの羽根で産床うぶどこき終えないうちにお産みになった程お産の軽かった方で、鵜鴎葺不合尊うかやふきあえずのみことの名はその故事こじに由来しています。安産の御神徳ごしんとくあつ崇敬すうけいされており、本殿ほんでんの前の石塔せきとうの小石を御神体ごしんたいの代わりにひとつを頂いて、お産後は河原の清浄せいじょうな小石を拾い2個にしてお返しするならわしがあります。なお岩田帯いわたおびはこの石體神社しゃくたいじんじゃより出た言葉という説があります。

Photo・写真

  • 鳥居
  • 境内
  • 境内
  • 境内
  • 社殿
  • 社殿
  • 社殿
  • 本殿
  • 本殿
  • 本殿の前の石塔
  • 本殿の前の石塔
  • 神代聖蹟高千穂宮跡

情報

住所〒899-5116
霧島市きりしまし隼人町はやとちょううち
創建不明
社格しゃかく鹿児島神宮かごしまじんぐう境外摂社けいがいせっしゃ
例祭3月11日
関連鹿児島神宮(霧島市)
HP公式HP(鹿児島神宮)

地図・マップ